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選手を知る / WHO IS FUKUDA?

福田龍彌とは何者か?修斗からDEEP二階級制覇へ続く歩み

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福田龍彌の出身・生年月日・所属と、修斗のフライ級王座からDEEP二階級制覇へ至る歩みを紹介。KOだけでは見えない実績と、RIZINでの挑戦を読む。

福田龍彌は、京都府出身のMMAファイター。修斗のフライ級王座を経て、DEEPではフライ級とバンタム級の二階級を制した。 短い時間で試合を終わらせる打撃に目が向く選手だが、その歩みにはトーナメントの優勝や判定での王座防衛もある。KOの印象だけでなく、どんな相手と、何を懸けて戦ってきたのかを知ると、試合の見方が広がる。

福田龍彌のプロフィール

項目 プロフィール
名前 福田龍彌(ふくだ・りゅうや)
生年月日 1992年6月12日
出身 日本・京都府
所属 MIBURO
階級 バンタム級
身長・リーチ 167cm・171cm

プロデビューは2011年。17歳でPUREBRED京都に入門し、アマチュア修斗を経てプロの舞台へ進んだ。リングの外では狩猟にも携わる。福田が修斗、DEEP、RIZINでどのような実績を積んだのか。その足跡から選手像を辿っていこう。

修斗からDEEPへ――二つの階級で積んだ実績

2020年7月12日、福田は前田吉朗との修斗世界フライ級暫定王者決定戦に臨み、3ラウンド4分57秒、グラウンドパンチによるTKOで勝った。のちに正規王者となるが、2021年7月4日の平良達郎戦では三角絞めで敗れている。王座に届いたことと、それを守り続ける難しさの両方を経験した時期だ。

DEEPでの大きな転機は、2023年5月7日のフライ級GP決勝。本田良介を判定5-0で破り、優勝を果たした。2024年9月16日には階級を上げ、瀧澤謙太とのバンタム級王座決定戦を初回KOで制する。フライ級での優勝と、バンタム級での王座獲得。 福田の実績は、一つの階級での連勝だけに収まらない。

転機となった試合 大会・結果
前田吉朗
2020.07.12
修斗大阪大会
3R TKO勝ち/世界フライ級暫定王座獲得
本田良介
2023.05.07
DEEP 113 IMPACT
判定5-0勝ち/フライ級GP優勝
瀧澤謙太
2024.09.16
DEEP 121 IMPACT
1R KO勝ち/バンタム級王座獲得
牛久絢太郎
2025.05.05
DEEP 125 IMPACT
判定5-0勝ち/バンタム級王座初防衛

とりわけ2025年の牛久戦は、派手な決着だけで福田を捉えないための材料になる。王座を懸けた試合を判定で勝ち切った実績も、その選手像に含めておきたい。

福田龍彌の強みは?一撃と、試合を続ける力

福田の持ち味を知る入口は、打撃で試合を終わらせる力だ。瀧澤戦の初回KOに加え、安藤達也戦では2ラウンドに右フックでダウンを奪い、グラウンドパンチでTKOにつなげた。強い一発だけでなく、倒れた相手への追撃までが決着を作っている。

一方、牛久戦は判定で王座を守った試合だ。短期決着の実績と並べると、福田を知るにはフィニッシュの瞬間だけでは足りないことが分かる。

ここで注目したいのは、最初の攻撃で終わらなかった後、何を選ぶか。 追ってもう一度打つのか、距離を取り直すのか、相手の出方を待つのか。KOの瞬間だけを入口にすると、その手前と次の局面を見落としやすい。王座戦やGPの結果も合わせて知ることで、強打が当たるまでの時間にも目を向けられる。

福田龍彌を見る3つのポイント。攻撃に入る距離、打った後の位置、決着しない時間の選択。
一撃の前後と、試合が続く時間に注目。

早い決着なら、どこから攻撃を始めたのか。長く続けば、相手が応じた後に何が変わったのか。決着に至る時間の違いから、福田の選択を追ってみたい。

RIZINで経験した、王座への挑戦と再出発

2025年7月、福田は井上直樹の持つRIZINバンタム級王座に挑み、判定で敗れた。同年大晦日は安藤達也に2ラウンドTKO勝ち。さらに2026年4月、アジズベク・テミロフ戦では2ラウンドKO負けを喫した。

勝って立て直した先にも、次の敗戦がある。ここを単純な勢いの有無だけで読むと、対戦相手ごとに違う課題を見失う。井上戦の判定負けとテミロフ戦のKO負けは、決着方法も相手も異なる。逆に、安藤戦の勝利だけで、その後の試合も同じように運ぶと考えることはできない。

過去の勝敗に加えて、今回どんな相手と向き合うのか。 二階級で築いた実績と、RIZINの王座に届かなかった経験。その両方を持つ福田が、次の相手にどう攻撃を届かせるのかを見たい。

キム・スーチョル戦で見る現在地(RIZIN.55)

2026年11月8日のRIZIN.55では、キム・スーチョルと61.0kg、5分3ラウンドで対戦する。この一戦でまず見たいのは、福田の攻撃が決まるかだけでなく、決まらなかった後も自分から試合を動かせるかだ。

一度の交錯で勝負がつかなければ、相手が応じる時間が生まれる。そこで同じ攻撃を繰り返すのか、入り方や位置を変えるのか。福田を初めて見る人は、攻撃の直後に両者がどこへ残るかを追うと、次の攻防へつながる場面を探しやすい。

修斗、DEEP、RIZINで積んだ歩みを知ると、福田を「強打の選手」の一言では括れなくなる。一撃が届くまでと、届かなかった後。その両方を追うことが、次の試合を楽しむ入口になる。

RIZINマンのイラスト

THE PERSON BEHIND THE JOURNAL

RIZINマン

中学2年のときに見たプロレスをきっかけに、格闘技にはまる。自身も空手を経験。RIZINは現地でも観戦し、PPVは毎回購入しています。

好きな選手は堀口恭司。試合を見る・語る楽しさを、格闘技JAPANで届けます。

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